2018-04-28 お坊さんの声 私は日本で唯一といってよいほど、声づくりがしぜんにうまくいっているのは、お坊さんだと思います。彼らを見るたびに、なるほどと思います。高い声や発音や音階、リズム、歌詞、共鳴などに関わる前に、自分のもっとも出せる音の高さ、自分の呼吸に合わせて声を出して、しぜんに使えるだけの声にする期間が必要だと思うのです。私の日常の声は、10年20年かかりました。外国人にも認められましたが、京都や九州のお坊さんに認められたときの方が嬉しかったです。