夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

声と表現、作品の優先度

歌において、表現は、声の力と必ずしも一致しないどころか、日本においては、相反することがあたりまえにあるので、ややこしい問題です。

 歌い手なら、自分かそのパートナーに表現力は、不可欠です。自分にその力がなくても協力者が何とかしてくれるわけです。もともと歌い手は、声を使うプロで、作品やステージは他に任せていればよかったのですが。それについては、次のような形でみています。

 

<ステージング>         <ステージパフォーマンス>

衣裳、ファッション      スタイリスト、メイク、コーディネーター

振付             振付師

音響、証明          SE、演出家

アレンジ             アレンジャー

作詞、作曲          作詞家、作曲家

伴奏             バンド、プレイヤー

 

 すべてが必要ではありません。その人の表現スタイルによります。それによって、レッスンでも声の必要や方向、求められるレベルも異なってくるのです。シンガーソングライターや自演(弾き語り)アーティストは、この多くを自分でやっています。