夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

4つの喉

一人ひとり違う喉があり、育ちがあり、その上でもっともそれを活かせる使い方があります。次の4つを一緒くたにして考えないことです。

 

1.自分の喉そのものの形態

2.自分の喉の育ち (喉のもつ条件、過去歴、鍛えられ度)

3.自分の喉の今の状態 (今の使われ度)

4.自分の喉の使い方

 このうち今のヴォイトレの大半は、3と4が中心です。

 ギターで例えると、1はギターの素材やつくりそのもの、2はつくられ方やなじみ方、3は弦の張り方や手入れ、4は演奏の仕方やその腕前となります。

 トレーニングは、将来に対して基礎となる条件を変えていくことです。4の前に3があります。これは最近の練習にあたります。高い声を出すと、高い声が出やすくなるとか、喉の使い方に対応して、およそ2、3ヶ月から半年単位で、喉の筋肉のつき方も変わります。そこは2に関わっていきます。このあたりがレッスン、トレーニングでの位置づけでは、1~2年の効果にあたります。