トレーナーとしては勧められない、禁じたいようなトレーニングでも、その人が鋭い感性をもつアーティストであれば、直感的にやりたいと思ったことは、トレーナーのみえないところでやるものでしょう。他人がだめだといって「ハイ」といってやらない人は大成しないのです。
これは他のトレーナーや医者が聞いたら怒られそうなことですが、私は、レッスンについても本音で語るようにしています。この20年、のどを壊す人は増えたのか減ったのかわかりませんが、医者の利用が増えました。またトレーナーがついてリスクは少なくなったはずです。実力も底上げされ、平均レベルは高くなったのに、世界のレベルに人が育っているとはいい難いです。