ここのトレーナーでプロの歌を評価することを求められることがあります。これは、一般の人の声の評価と同じく、よしあしなどつけられません。それぞれによいところがあります。本人さえ問題ないというのなら、それを聞くお客やファンにとってよければよいのです。
ですから、私は常にレッスンによって、改善や、より大きな可能性が開かれる余地において評価します。つまり、トレーニングやレッスンで変わることに対して、不足や強化の必要と、そのプロセスを具体的にアドバイスするようにしています。
ですから、どんなジャンルの人も、プロとして活躍している人も訪ねてくることができるのです。そして、レッスンも続くのではないかと思います。私には、私のスタンスがありますが、それは、私の価値観で判断するのではありません。相手の価値観がどうであれ、相手のスタンスとレッスンや評価が合わせられるか、からスタートしているのです。