人間の声の獲得の歴史からもさまざまな説があり、また一口に歌といってもさまざまで、語りのような歌もあるので、一括りにはしにくいのですが、一応、大まかに区別してみます。
[話] ことば(発音)中心
意味の伝達が目的のことが多い
[歌] 節(フレーズ)中心
1.声が高くなる
2.声を大きくする(マイクのある場合は、今はむしろ、より小さく表現することのほうが多いといえます)
3.声を伸ばすことがある
4.ほぼ決まった声調の変化や、節(メロディ、リズム)があることが多い。ことばがつくとは限らない
5.情感や感情を伝える。表現をすることが多い
6.楽器を伴ったり、他者とのコーラスもある
(2の大きさについては、話でもみられます。1、3は話よりも極端に、ということです)
[歌]で述べたことは[話]と区別される特徴です。