日本ののどの手術の技術のレベルは、世界でも一流です。それなのに、のどを一流のアーティストレベルに使いこなせる人や、それを教えるトレーナーのレベルは、まだまだ低く、忸怩たる思いです。
まず
1.声のトレーニングの成果が、トレーナー本人にも一流というレベルにまで出せていない(ここでは声についてで、その応用の歌唱力や演技力は含めません)。
2.トレーナーの学んできたやり方や得てきたやり方が、相手によってどういう結果が出るのか詳しく検証がされていない。
トレーナー本人の声もまた獲得したプロセスを分析し、本人が把握しなくてはいけないのです。これがかなりの難問です。
少なくとも自分ののど(体も含め)を知ること、次にトレーニングのプロセスと結果を記録して、比較していくことです。しかし、それをやってきた人はほとんどいません。