夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

しっかりメリハリつけて歌うために

歌のメリハリを発声からみると、

1.ロングトーン

2.クレッシェンド

3.デクレッシェンド

4.1~3の組み合わせ

 となります。長さ、強さ、そして変化のつけ方です。ここに、音色(トーン)や、発声の仕方、さらに地声、裏声などを考えると、いろんなパターンがあります。それぞれにトレーニングもあります。

 

一本調子は、均等に息も声も伸ばし、均等に切るからです。モールス信号みたいに、メロディの高さと長さだけをとっているからです。イメージの問題が第一、次に強弱フレーズのイメージ、それがあっても声が自由に動かなければ、メリハリはつきません。

 

― ― ― ― ―  (長)

― - ― - ― - ― - (長短)

 

 一時メロディを壊して、短いのはさらに短く、長いのを2~5倍くらいにとらせ、まず、長短の差を大きくさせます。次に、その長さを戻して強弱にします。☆

 曲が壊れてもよいから、思い切ってやることです。そこで何かインパクトがなければ、正しく合わせても伝わらないのです。

 いつも階段のように幅と高さを同じにするなといっています。古い寺の階段のように、味のあるメリハリを出します。最後に楽譜に合わせて確かめていくのです。

 総じて、声量やフォルテッシモのトレーニング中心でよいでしょう。大きく出すのはそれを使うためではなく、より小さく使うためです。