ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

判断の違いに学ぶ☆

 声に関する絶対的な判断はないということです。声楽家でさえ、一流の人は、生涯にわたり研究して発声を変えていきます。スポーツ選手、野球選手やゴルファーでさえそういうものです。プロセスや芸の道に判断基準はあるから、レッスンは成立するのですが。相手やそのときによって、かなり違ってくるということです。これがわかるトレーナーは、あまりいません。一人で指導していては、気づく機会が少ないからです。

 一人の判断では○か×かですが、二人になると○○、○×、×○、××と4つになります。私がそこに入ると2の3乗ですから8つの判断パターンがあります。一人のトレーナーのなかでも○×でなく△とかになることがあるでしょう。基準として、大切なのは独り立ちしていくために、その人自身が自分を判断する時に、本当の力となるのは何でしょう。それは○×のように判断のわかれたところや△をどう細かくみることができるかです。

 2人の意見が○×に分かれたとき、私が○なら○○×で、2対1で片方が正しいということではないのです。正しいのは○○○の一致だけかもしれませんし、3人一致で決まるものでもないのです。つまり、何をみているかということの違いなのです。そこは、やがて本人もわかるかどうかです。

 審査する人が3人いて、あなたの歌や声に対する評価が違うときもあります。あなたは、自分自身で判断しなくはなりません。その基準をどのようにトレーニングで得ていくのかが、本当のレッスンの意義です。