夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

転機

 ビジュアル、ルックス、パフォーマンスが売り物の人のプロです。比較的、研究所には、少ないタイプですが、年に何人か(何組か)来ます。プロダクションからは、このタイプが多いです。そういう人は、昔なら20代半ば、今は30代くらいで転機が来ます。

 元々、与えられたものの表現をパフォーマンス中心で見せてきた人が多い。それでやってこられたゆえに、本当に表現に入るには、ゼロからやるくらいの時間と努力を要します(モデル出身の歌手はこの代表的存在です)。

 早々に限界が見えるのに、問題は複雑化しています。喉の限界は、ていねいに扱えば音響でカバーできます。ファンが声や歌での表現を大して求めていないので、考えなくてはなりません。プロデューサーにも相談します。

 こんなに話が本質からそれるのは、本質をそれたレッスンやトレーニングが中心で行われているからです。しかし、それも間違いではないのです。要求に対応するために、レッスンもあり、トレーナーもそうなるからです。それが価値のあるレッスンとは思いませんが、そうでないと買ってもらえないことも多いのです。カラオケがうまくなるためのレッスンなので、カラオケの先生に文句を言う人はいません。私は、トレーナーにも生徒さんに気づいて欲しいのです。