あるフレーズから出てきたものを+αとすると、この+αが出てくるルールがあります。その+α(私はニュアンスとよんでいます)が、どこに出るかをみます。最下層で出たところを結んだ形とします。+αが(1、2、3、4)の上位のⅠ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅳにも相似形として表れていることがよくあります。
1行のなかの3つめのことばが、起承転結の転というのと同じ、1段落4行でも3行目が転で働きます。それがⅠ~Ⅳ番まであれば3番目が転じる役割となるというのと似た相関関係です。
そのリピートと複層的なレベルでの2ステップ、3ステップと次元の違うところの相似性が、意味をもって聞いている人の心に迫るのです。転じた後、4つめにAメロに戻ることで安心感、落ち着きを出すというのも同じです。