プロには、表現、オリジナリティでの効果を軸に、普通の人にはフィジカル面、喉、あまりよくない人にはメンタル面を処するのが中心となります。
プロに対してのレッスンは、トレーナーが自分のできることでなく、できないこと、そのプロにおいて、ギリギリで何とか手の届きそうなところに課題を設定することになります。ここに通うプロでも3割くらいは、表現の本質的なことを究めようとしています。あとの3割は声の本質、後は音楽の基本や発声の形をマスターすることでしょうか。どれもヴォイトレに必須のようであって、他のところでは扱っていないことです。
一般的に、トレーナーは自分よりへたな人を教えているのですが、ここでは、トレーナーより高いレベルで活躍している人がいらっしゃることも、一見、声と関係なく、これまで扱ったことのない分野の人がいらっしゃることもあります。
巷にヴォイストレーナーが増えたので、普通は、身近なところに通うものでしょう。遠くから、ここを選んでくる人は、特別な事情があることも多いのです。