夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

声と発音の違い

私のところは比較的、声そのものを目的にしている人が多いと思います。それでも、3人に1人くらい、その人のなかでも30パーセントくらいが、本当の意味で声の問題といえるでしょうか。それでもよいと思うのです。

 たとえば、アナウンサーなどが教えるのも、よいと思う「発音」や「語尾まではっきり聞こえる」ためのレッスンなどは、発声や呼吸から正していくことで、根本的な解決がはかれます。だからこそ、基礎というのです。

でも一時間くらいでの成果でみるなら、「滑舌、早口ことばのレッスン」が対処療法で早く効果が出ます。口をきちんと動かして、早口ことばを読んでください。レッスンしてしばらくは発音がよくなっているはずです。やりすぎて疲れると悪くなることもあります。

 日常から人前でしっかりと伝えている本職の人は、それが日常なのですから、必要ありません。一度マスターしたら、それは日常の能力に納まるのです。

 

 やっていないからできないものは、やればよいのです。私の出したCDの発音トレーニング(「ベレ出版」)でも使えば、すぐによくなります。しかし、声そのものがよくなるには10年、20年がかかるでしょう。

「アナウンサーの発音と発声」については述べたことがあるので割合します。彼らは発音から入り、結果として、その世界で続けていけた人は発声もよくなっています。発声までよくなった人が50代あたりなると、よい仕事をしていると私はみています。

 言うまでもなく、「今できていることはできていて、今できていないことはできていない」のです。「今できていないことは日常にないこと」なので「日常の環境や習慣を変えていく」ことです。すると、「今できていないことができている」ことになるのです。そのためのきっかけとしてレッスンがあるのです。