夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

わからないものに接する

歌も芝居も、慣れないものであればわかるまでに時間がかかります。最初で好きになるものもありますが、何回も聞いているうちに好きになることも少なくありません。

 これから大きく学ぼうとするなら、できるだけわからないものに接することです。わからないからといって切り捨てたり、接しないのはよくありません。

一流の作品なら、そのアーティストや作品は、大きな歴史の流れで、人類が人類に伝え続けてきたことにある価値をリスペクトすることです。

それがわからないなら「自分の方に?をつける」という謙虚さ、素直さが必要です。わかるように待つくらいの努力はすべきです。

トレーナーやレッスンの内容の判断も、わからないからダメだとか、いちいち説明が必要というのでは、先に進みません。一つずつわかることが必要でもないし、本人がわからないままで進んでいけばよいものなのです。

 まして、音楽や芝居は時間の芸術です。時間を経ないとわからないのです。15秒でわかるのは、よいCMですが、それは、買ってもらうためでしょう。作品はそれを切り出すことで、商品と近い点もありますが、「アナログ脳からデジタル脳」になり、ドラマ的展開の成立しにくくなったことを語ったことがあります。