ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

作品の価値への評価

「トレーナーは、作品の価値判断までに立ち入るべきではない」と考える人もいます。確かに、筋トレや体力づくりと試合の采配とは別の仕事のようにも思います。しかし、これは別の次元、レベルということです。目的となると現場に多少とも通じていないと、必要とされる基礎の程度もわかりません。この現場とは、ステージ経験などという、個別に違う、あいまいなものではありません。最低の絶対必要条件と余裕をもつための充分条件の2つの尺度です。

 

 声を出している内容×声を出している時間での、トータル的なものが結果です。

 

 生涯現役歌手というのは、自らに対してはプロです。トレーナーとなっても、他人のプロセスに通じているものではありません。多くの他人のプロセスに長い時間で通じていてこそ、トレーナーに必要条件なのです。

 このプロセスというのを、私は5年から10年くらいを1クールとしています。仮に、10年くらいトレーナーをしたとしても、1年以内に辞めていく人ばかりみていたのでは、本当に大切な勘は培われません。トレーナーも生徒も育つのです。