声に取り組んでいる人に、共通して言えることがいくつかあります。全ての人が悩みから救われるとは言わないまでも、うまくいかないのは、その人の考え方の掛け違えとわかるように思うのです。その原則とルールを示します。
1、 基礎と応用は違う。よってトレーニングと本番も違う(レッスンの位置づけは、それぞれです)。プロデューサーや演出家の、よしがだめ、だめがよしということもありえます。それに対して、本質的なトレーニングは、ブレもせず判断と矛盾しません。他人の言うことが気になるものですが、切り離してトレーニングに専念することです。スポーツなら、体力づくりやフォーム改良と試合を同時に同じようにする人はいないです。オンとオフで、目的もやることの判断も異なります。a、bを分けておくことです。
a、トータル、総合、無意識、調整、しぜん、リラックス
b、パーツ、部分、意識的、強化、無理、ふしぜん
レッスンも本質的、基礎の基礎、本格的になるほどに、感覚や体の内部的なところからの掘り下げになります。無理をしぜんに、非日常を日常に。