指導となると「喉が…だから」「歯や歯並びが…だから」「かみ合わせが…」「舌が…」「声帯が…」「口が…」できないと言うように注意をするのがトレーナーです。わかりやすいことです。
一つのことが原因でできないということは、確かにあります。しかし、多くは、いくつもの原因があります。全く異なる他の方法で解決が図れることもよくあります。
「医者に行く」のは簡単ですが、医者ならどこがよいのか、トレーナーや、他の専門家がよいこともあります。アドバイスというのは、けっこう雑なものです。
限界は、壊して超えるためにトレーニングすることです。
本当に必要があるのかを知ること、時間や内容に成果が見合うのか、他に力をかけた方がよいのではないか、いろいろと考えられます。ハンディキャップがあるとしたら、それを克服して限界を、より厳しく知るなかで対処する方法を編み出せばよいのです。