緊張して話せない人、ことばが出なくて話せない人、ことばにできない人の多い、「葦原の瑞穂の国は神ながら言葉解せぬ国」(柿本人麻呂、万葉集)の日本です。アグレッシブに論じたり、諭すことが、できなくなってきました。リーダーのような立場の人さえ、話させることの大切さを説くばかりになりました。日本国民総ヒーラーかカウンセラーですね。声に問題を抱える人に対し、ヴォイストレーナーにも、それが求められるのは当然なのでしょうね。
1、 たくさん聞いて、たくさん声にする(歌う)
2、 よく聞いて、よく声にする(歌う)
聞くのは歌い手なら歌がことばです。
この2つの主題なくして
1、 たくさん話す
2、 よく話す
が努力目標です。たとえビジネスや日常生活でも
1、 たくさん聞いて
2、 よく聞く
という前提は崩せないのです。