夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

表現の目標

表現(表現のレベルは3とする)をどうみるかは、声も歌も曖昧な世界のポピュラー歌手や俳優においては、最高クラスの世界のトップからみるしかないので、トップダウンの考えです。ここでも、3a=世界、3b=日本と考えて、3aを目指すべきです。なのに3aでなく3bしか使いません。それどころか、3aをみない、知らないとなりつつあります(a=内なる表現、b=仕事の表現)。

 3aからみるからこそ、3a―2a―1aと一貫した基準と真にオリジナルな作品、歌、声が明確に見ることができるのです。私が日本の音声の表現舞台、しいては、日本の歌の判断を好まないのは、3c、3b、3aとバラバラななかでの器用さに長けていることで選ぶよう強いられるからです。

 音楽のルールを守って、きれいな声で、うまく歌っている。そのことに文句はありませんが、本人不在なのです。整形美人のようなもので、どれも同じように心地よいだけで、飽きてしまうのです。

 気をつけたいのは、aをみないbの勉強がレッスンとして行われることがほとんどであるという現実です。