幼児向けというのなら、時間をかけて成長とともに変じていくというのでいいのでしょう。感覚が入っていき変わるからです。しかし、大人であれば、少々意図的に感覚を変えようとしないと、まず変わりません。気づいたら合っていたというようにしないと高いレベルで使えません。
リズムやピッチを「正しい=遅れない」というレベルでは、間違っていないだけで、合ってはいないのです。合っていても、それは、聞く人にとって決して心地よい音感、リズム感にならないからです。
とはいえ、そこからトレーニングを始めなくてはいけない人もたくさんいます。それはそれでよいのです。ただ、そこで目的かゴールと思わずに、あてるよりもあたること、聞くことを重視してください。