夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

ど真ん中

トレーナーは、自分の型ではない型がみえるのが嫌なのです。理解できないか、理解しようとしたがらないのです。そのまま自分に置き換えてみると不快だからです。それは、歌手の感性からです。

教えるには自分に置き換えて相手の状態をつかみます。中途半端な型の上に乗せるよりは、その型を外すことから始める方が楽なのです。

 教え上手の先生は、カラオケのうまい人のくせをはずして、下手にしてから伸ばしていきます。

 レッスンの場やトレーナーを変えた人の多くは、前のところでは身につかなかったから「ゼロからやり直したい」と言ってくることが多いのです。そこはトレーナーと意見が一致します。「最初からやり直しましょう」となりがちなのです。相性とか方法が合わなかった、で片付けてしまうのです。多くのケースでは「よいトレーナーに会った」という根拠は、「やさしい、親切、わかりやすい、自分を認めてくれる、評価してくれる」という、トレーニングとはほとんど関係ない要因です。ホスピタリティ、サービス精神に通じていることは、教える人としては大切ですが、何よりも大切になってよいのでしょうか。