レッスンのほとんどは、ことばになりません。言語化されないことがほとんどなのです。そのなかで、こうして同じことを繰り返し入れていくことと、ことばも型もできてくるのです。
イメージや思考は、体の型と同じように大切です。なぜなら、ただのくり返しだけでは、身についたとしても、その先に行けないからです。やればやった分だけ誰でも身につくところまでは、時間と引き換えに得られます。その先に行くためにレッスンはあるのです。
身についたもので対応するのと、それを壊して、新たに創造するのとは次元が違います。そこでは、自分のなかのものを出すだけはありません。自分のなかにあると思わなかったもの、すごいものが出てしまったというようになってこそ、価値があるのではないでしょうか。
創造的なことのために、どういうレッスンが必要か、もっと考えてもよいのではないでしょうか。