トレーニングで、もし自分を根底から変えるようなものがあるなら、それは、軽、弱、楽でなく、重、強、苦です。そこで練り込んだことを忘れた頃にできているものへのアプローチは、それだけ厳しく辛いものなのです。
辛いからといって、そのことがトレーニングと思うような人をみると、そうではないとも言いたくなるのもわかります。辛いための辛いは、楽なための楽よりもよくないとも思います。長くなればなおさらです。
自分を高める、向上していくための苦しさ辛さというのは、同時に充実した喜びでもあるのです。そこには、自分を超えることに対しての大きな救い、歓びがあるのです。