どの程度に説明するのかは難しい問題です。医者であれば、2つ以上の案を示し、それぞれのメリットやデメリットを説明するのでしょう。どれか1つの方法が、絶対にメリットだけなら選択も代案も必要ないからです。
ただし、その1つでさえ、他のものに比べてましとか、今のところは一番ましというものでしかないこともあります。
こうした説明は、デメリットが出たときの逃げにすぎないともいえます。説明責任を果たすというと良心的なようですが、予めリスクを話すのは、何かの際の責任追及から逃れるためという面も大きいのです。
何事にも絶対的正解はありません。常にすべてが試行なのです。結果は、本人の意思や努力あってのメニュ、方法によります。そこから芸になります。