私たちは頭で考えて動いているつもりで、そうではありません。頭をストップした方がうまくいっていることを知ることなのです。目的地はセットしなくてはいけませんが、同じところへ毎日行くのであれば、家を出たら会社や学校に着いているものです。これもトレーニングです。体が馴れて、そして覚えたということです。もっとわかりやすいのは、自転車や車の運転でしょう。楽器の演奏でもよいです。
私は、長年のペーパードライバーから車を運転し始めてしばらく、頭を使うとわからなくなることがありました。アクセルとブレーキを間違えたり、左足でブレーキを踏もうとしたこともありました。慌てるとひどい、ギアをNに入れたり、パーキングブレーキを解除し忘れたり…。教習所のときを思い出してください。
人は考えてやるのではなく、考えなくてもやってしまうものであると知りました。考えるとできなかったり、うまくやれなくなることを、捉え直してみてください。