今は、いきなり声を出してもらうことはありません。
本人が望めば、声やせりふ、歌のことを学んでいくのですから、聞かせてもらう所からスタートです。しかし、メンタル面に問題のある人や声の病気をもつ人が来るようになり、変わりました。声をうまく出せないのにメンタルは大きく関わります。うまくでなく、声自体を出せない人も、ときにいらっしゃるからです。
声を舞台で使わない人、ダンサーやパントマイムの人などで、呼吸法を学びに来る人もいます。故障のリハビリを早く終わらせるのにも有効です。そういう人たちも、呼吸を深めたり、指導や共演のときに声が必要です。