声楽やミュージカルなどでは見解はいろいろあると思います。平均レベルは高くなって楽しめるものになったと言う人が多いのですが、確かにそうでしょう。総合的な演出力のアップと、見せ方のうまい人が増え、集団としてみられるようになりました。しかし、個としての声の力に限ると、まだまだでしょう。そもそも、エンターテイメントと芸の判断は異なります。
それならJ-POPSやアニソンなど、初音ミクも含め、ヴィジュアルの方で世界に進出しているといえます。国際的スターについては、アジアにおいて遅れをとるようになりました。
世界と対比する必要もないという立場もあるでしょう。ただ、声に関しては言語と異なり人類共通です。そういったガラパゴス化してよいのでしょうか、考えてみてください。