ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

まとめ☆☆

人は、声が出るようになってから、しゃべりました。感情で叫んだり、怒ったり、泣いたりします。それが歌の成り立ちというのなら、声量はいりません。しかし、体からの息を伴わなくては生きた表現にはなりません。声量は、そこで、より働きかける大きな要素です。そのメリハリで表現力は定まります。

 日本人には邦楽を聞くくらいの1オクターブくらいがしぜんな器ともいえます。それ以上使いたければ、アスリートのように鍛え、器を大きくすることです。カラオケで他の人のキィに合わせているようなのは、ただのゲームなのです。

 例えば、平成にデビューした歌手の歌の変遷をみても、パワーから癒しになってきています(紅白出場あたりのデビュー時と5年後を比べ、最近20年くらいの歌い手でみると、ほぼ、それが当てはまるように思うからです)。最初から声力のない人は別です。男性も女性と同じく、よく当てはまるようになりました。

 今や、基本を求めると、売れませんとは言いませんが、日本で感度のよいプロ歌手は、結果として売れる作品、そういうステージによっていきます。その果てが、今なのです。一流の歌い手の声と歌唱は、派手でもおもしろくもなく、まじめにすごいものなのです。

 芸人の感性が、広い世界にでなく、身近な人にあわせると、結果として、その人はよくとも、その分野は滅ぶ道を辿ります。母性に加え父性もあってこそ存続するのです。