ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

ギャップの拡大

声や歌は習うものではありません。日常に触れているものから身につけていく母語やダンス(踊り、舞い)のようなものでありたいのです。幼いときから声や歌に親しんでいたら、あるレベルまで行くので、トレーニングはさらに、その上を目指すものとしてあったはずです。

 ところが今や、社会人になって、どこかのスクールで挨拶や敬語を学ぶようなものと同じになりつつあります。30年前から、私は、日本人は演劇を学び役者のレベルになって、他の国(当時は欧米と比べていましたが)の一般の人並みになると述べていました。今も、そのギャップは広がっています。育ちのなかで声を使わなくなり、仕事の日常生活でも、こんなに静かになり、一方で、音への完成度は鈍ってきている。頭でっかちになって、視覚、眼でっかちになっているからです。