歌やトレーナーを目指したところから、すでに時代から遅れているという見方には、今さら言及はしません。私はそことは分けて動いています。しかし、レベルでは、トレーナーもやがてナレーター、声優と同じくAIに取って代わられるでしょう。
日本では、ヴォーカロイドはシャレでなく、メインとして成長してきました。どの世界も、個としての芸が確立しないとなれば、人はお金を払ってまで手に入れたいみたい、聞きたいとならないでしょう。今の段階で、すでに日本人においては、ヴォーカロイドはヴォーカリストより独創的に登場してきたということです。日本人のどのくらいかわかりませんが、けっこうな人が人間のもつ個性のなかでも、音声での表現、特にパワーを嫌うのだと私はみています。☆
ヴォーカロイドやカラオケは、皆が受け手として楽しむだけでなく創り手にまわる、これからの時代の象徴でしょう。誰もが他人のもっているものが欲しい、他の人と同じようになりたい、他人と違うのは嫌だ、の日本人の行き着いた先です。