先生が管理していくと、生徒はいつまでも生徒、人もスケールが小さくなってしまいます。表現としても破たんしないし、先生の上に成立する可能性をなくしていきます。それぞれが自立して、自ら判断し、よい結果を出していくようにするのは、大変なことです。そういう組織、それは、組織も一個人のなかでも同じです。
バラバラになると全体としての力は弱くなります。軸を一貫して、それぞれが結果を出せるようにする。
その結果を、ここでは、「早く」でなく、「高く深く」においています。次に「長く」です。これは、たくさん入っては、たくさんやめていくスクールの運営などと逆ですが、そういう体制でないと長いスパンで人は育たないでしょう。
反体制的な人も、協力的でない人も、今ではなく、先の可能性においてウエルカムなのです。これを高度化すると、先を待てない人が接してこなくなるという自浄作用も出てきます。しかし、ここはもう、先を待てるように深めていくことから目的にするように変わりました。