今や、子弟関係も友達感覚、トレーナーにもお客さん感覚、それどころか、ステージもそうなってきています。そういうことのメリットは私も認めますが、それでは続きません。
リラックスしたレッスンばかりで本番に行くと、一気に飲まれてしまうのです。トレーナーとのレッスンの鈍さが伝わるのは、もっともよくないことです。
緊張をしないように、とか、緊張したくないとかでなく、緊張してもしなくても、きちんとすべきことをこなせるように。大舞台ほど、緊張するほど、よい結果を出せる、そういう結びつきをつけるために受けにいくのが、レッスンでありたいものです。