先や周りを読むこと、そして、万一の危機管理ができることがプロの必要条件です。なのに、先を読むこと、周りを読むことを必要としない、危機感、切迫感のないところにいたらどうでしょうか。トレーナ―が前もってあらゆる状況を整えて、リスクもゼロにしたらどうでしょうか。
その人は、どこか他のところで学ばないとなりません。そういう人には、自ら本番、ステージをもつように、ということをアドバイスします。自分でゼロから組み立ててみると、何事も大いに学べます。その一部は、ここでもステージ実習の形で行っています。
スクールのライブのように、周りが大半を整えてしまうと、多くの人には多くのことがみえません。形として経験しても、その舞台裏をみようとしなくなるからです。
厳しいステージと楽しいレッスンがあるのと、厳しいレッスンがあって楽しいステージがあるのとどちらがよいでしょうか。一流の人は楽しいステージと楽しいレッスンをしています。アマチュアにもそういう人はたくさんいます。要は、内容ですが、厳しさゆえの楽しさを知っていってください。