技術論やレッスンの理論を求められることが少なくありません。あまりそのようなことにレッスン時間を使いたくないのは、そんなことで何らよくならないからです。その暇に練習をした方がよい。これを読むより練習すること。優先順や重要度を間違えてはなりません。それは、「技術に頼るのは必要悪」と説明してきたとおりです。とことん行き詰るところまでいくことが大切なのです。やるだけやって、やれなくなったら考えればよいのです。
それに気づかない人には、いくら言ってもわからないと思うのです。不平をもってやめるとなったら元も子もないから、いつか気づくように猶予期間を設けるようにしています。このQ&Aもその一環です。そういう間、他のトレーナーにお任せすることも多いのです。技術論のやり取りほど不毛なことはないからです。