心身を鍛え、感度を良好にしていくと、出るように声は出ます。頭を使ったり本を読んで知識を覚えたりして出すのではありません。誤解を恐れずに言うと、勉強やトレーニングを闇雲にすればよいのではありません。どこかから先は、大して効果が出ないか、それによって早めに限界をつくるという逆効果にもなりやすいのです。
条件が欠けているときは、状態の改善でなく、根本の条件から習得する意欲をもつことです。これが、今の日本人には大きく欠けています。姿勢、呼吸から体幹、筋トレからメンタルまで、みえないところの力をつけることが必要です。多くの人には、そこを抜かさないようにと言っています。