夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

意味を調べずに、外国語で歌う

何事も目的によります。言語は、区別を強います。意味を与え、分析するだけでなく、内と外、仲間と敵とを分けます。しかし、言語としてわからなければ、どこのことばも音楽なのです。

 レッスンでは、イタリア語、フランス語、ポルトガル語スペイン語、さらに、それ以外の言語の歌を、ことばの意味、文法や発音は学ばせずに使うことがあります。わからなくて使うのはどうかでなく、わからないからこそ、使いたいのです。英語は日本人にわかるので、わざと使わない方がよいとも思うのです。意味を調べたくらいでわかったと思うくらいなら、使わない方がましです。

まず、言語がわからなくても、歌は声で伝わることを知ってほしい。その声を聞いて欲しいのです。海外のアーティストの歌も、そうして耳に馴染んでくるのではありませんか。