夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

レベルの設定☆

体力や学力のことで話しているのは、3キロ走れる人に1キロ走るトレーニングとか、中学生に小学生のドリルは必要ないということです。100点を目指して、いつも100点とれるドリルをやっているとしたら、レベル設定がおかしいのです。それは、1回確認すれば充分です。チェックで済むのです(公文式のように時間設定をして自信をつけさせるのは、別の問題です)。

ここを、体がこってはほぐしにくる整体のように使っているなら、次に日常で体がこらないようになるようにしていってください。

 私が「目標を上げること」を言うのは、伸びしろを大きくするためです。まず、自分が90点とれるより、40点くらいしかとれないレベルの課題に挑めということです。

 ヴォイトレは、以前はプロたちに、小学校の6年生くらいのドリルでしかないように思われていました。そのくらいのレベルのことということもわからないで、ずっとくり返している人が多かったのも本当でした。それは、ハウツーやマニュアルで考えるからです。

ヴォイトレと言いつつ、メンタルとフィジカルのリラックスと、共鳴の使い方での調整で終わっていませんか。それでは体からの声へつながらないのです。芸事ではないのです。