夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

共鳴の効果

音色の加工法としての共鳴を追及していきます。声を×2、×4、×8、×16、別に2乗でなくてもよいのですが、倍々に響かせるためには、邪魔をしないことです。発声した時点で共鳴は生じています。仮に、呼吸量=1で1の声と限定します。長く響かせるのには、呼気で長くするのですが、そこで関わってくる要素は、声量=声の強さ、声域=声の高さ、発音、長さ=ビブラート、これは歌唱で長く伸ばすときに音の効果的な動きとなります。

 シンギングフォルマントということで、音色から共鳴を調整してオーケストラを抜けていくパワーある倍音成分の構成をつくるのは、オペラ歌手です。テクニカルなようにみえて、ビブラートに似て、正しく、あるいは深くできていくと、しぜんとあるところまではよくなっていくのです。その前にもっともよくできる発音で、もっともよく出る音の高さで伸ばしてみることが共鳴の第一歩です。ハミングなどを使います。