夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

早熟の限界

早熟であっても、器は(大)→小→大、としていくことです。これは、大人の体になって、声が合わずに小さくなったというのを合わせるので、もっと大きくする方向にすることです。多くは忘れられているのです。

 早熟なヴォーカリストの例では、若い時の(大)は、基礎も技術もあったのではなく、感覚で体が一致していたのです。ビギナーズラックが続いたと見た方がよいのです。ですから(大)と()に入れました。小になったのでなく、一致でしか(大)でないから小に戻っただけです。そのために、ほとんどの人は、二十歳過ぎたらただの人状態になるのです。

 変な例えですが、それではオペラやミュージカルの主役級のオーディションを通るのも難しいということです。

 表面的なもの、理論、説明やちょっとした実験、試み、マジックなどに気を取られないようにします。本質がよみとれるのかです。そこを学ぶべきです。あたふたバタバタと、声をキャリアとして蓄積するのでなく、疲れては休むだけでは、ただ浪費していくばかりです。