夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

実践的な指導の限界

1.応用  実感

2.基礎  応用できるようにする基礎

3.応用  基礎のある応用

 1の応用は、1日とか1回で、本人に実践的な練習であると思わせられたなら、それはトレーナーの演出です。その人の能力を妨げているものを気づかせ、取り除く、そうして意識化することで一時的に補い、効果を実感させるわけです。出た火をこうして消化する、でも、そこで火元や原因の特定やその根本的な対処はなされたわけではありません。

 この関連付けをきちんと行うことで、2、3か月でも、意識づけと使い方を知り、支えを強化すると、かなりよくなることもあります。

不調になっていたなら、体ならワンポイントのアドバイス、頭ならことばかけ、心ならテンションを上げさせるだけで解決することもあります。

基礎から入っても多くの人は基礎で実感できないから、応用から入るのです。でも応用だけでできた、という気になる人がとても多いのです。その場合、1で留まります。いろんなトレーナーのノウハウのつまみ食いをしても、限度があるのは、そういうことです。体からとなると早くて半年、大体は2年くらいは、かかるものです。