肺のなかの全ての息を吐くことはできません。それと同様、完全なリラックスや完全な呼吸法はありません。目標として目指してもよいのですが、できたとは思わないことです。常に目指している状態がもっともよいのです。
できたと思うと、そこから浅くなります。呼吸は限界まで深まったら、それ以上に深まりません。でも、もっとを目指していると、深いところに安定してくるのです。その最高値には個人差がありますから、それを目指すよりも最高値に最低値を近づけていくことです。☆つまり、安定させること、下振れを防ぐことが重要なのです。
一歩前へ、ポジティブに対するとき、人はけっこうな能力を出せます。しかし、到達したと思ったときには、もう守りに入り、事が難しくなるのです。息も止まり、浅くなるのです。