大きく息をすると、お腹の筋肉を動かすことになり、内臓をマッサージすることにもなります。腹圧が上がり腹がへこみ、スタイル改善、ダイエットにもなります。
お腹の前は腹直筋、横は外側から、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、後ろは広背筋と脊柱起立筋です。
胸鎖乳突筋といって、胸骨と鎖骨から乳様突起までつながる筋肉があります。これは、横隔膜と同じ神経系の支配下にあります。その横隔膜は、背骨回りの多裂筋と骨盤下の骨盤底筋肉群と連動します。
横隔膜が下がる(収縮)ということは
1.助間筋が収縮、肋間が開き胸部が広がる。
2.助間筋は、1~4内助間筋が前に拡がり、5~外助間筋のみ、横に拡がります。
その後、内助間筋が収縮し、腹横筋も収縮し、横隔膜が上がり戻るのです。
胸部回り、背骨回り、首回りの筋肉が固い人は多いです。すると、呼吸がスムーズにいきません。息切れの状態になっているのです。そこで、深呼吸することが、こりをほぐしデトックスにもなります。