「本当のことなら、目をみて言え」と言われます、しかし、目をみたら真実しか言えないというのは、違います。むしろ逆で、嘘をつきやすいのです。嘘は、予め用意してあるからです。
本当のときは、思い出すのに考えたり、迷い、じっとしていられないものです。つまり、詳しく覚えすぎていたり、サラサラとすぐ出てくるなら、嘘です。
よく、刑事ドラマで、犯行時のアリバイを記憶しすぎているために怪しまれるような筋書きがありますね。
嘘は、相手のことを考えてつくこともあります。失礼にならないように本音で傷つけないように、つく嘘を「嘘も方便」といいます。