学ぶ=まねぶことにも、私は、誰か一人のトレーナーで模範を示し、見本にするのでなく、二人以上のトレーナーをつけて幅をもたせます。つまり、ギャップをあえておきます。(研究所のそうした独自の指導体制については、ここでは略します)。
ギャップとはズレです。ズレているものをスキャンできないから、何かをまねしたときには、必ず無理がきているのです。相手(トレーナー)にはなれないし、自分そのものであればできない。その矛盾するところまでに、辿りつくのに、先に二人のトレーナーの違いを示すのです。一人ならともかく、両方のトレーナーを同時にまねられません。