夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

死んだところからみる

今は未来から見ると過去となります。自分の未来の最後は死です。死からみるということです。

死を尊ぶのは、死んだ人を悼むとともに、その終止に敬意を払うわけです。

なぜ、人間の創り出すストーリーにゴーストものがこんなに多いのかと、昔からよく思っていました。

人間だけが死んだ人を埋葬します。そして喪にふすのです。

 身近な人の死に、度々遭遇する年代になった私ですが、多くの死は、その人の死んだあとに知らされます。早ければ当日、遅ければ年があける前、なかには、何年か後に知ることもあります。しかし、知るまでは生きていると思っているし、そのくらいに疎遠になっているなら、死を知った後も、しばらく経つと、それほど以前と変わらなくなります。

その人は生前と同じく、人の心の中で生き続けるのです。

通夜や告別式に出ないと別れられない、死別という実感がないというケースも多いでしょう。