トレーナーがことばでわかるように説明して、それを納得したところで、表層だけのことです。実力をつけることには関係がないのです。
真実であることは、わからないことをわからないままに学んでいるものです。
黒板の板書をノートに書き写し、それを覚えることを学ぶことと思っている人は、スタートラインに立っていません。まだ準備段階の見学者です。
アートはいうまでもなく、ビジネスでも日常生活でもよいのですが、自分だけの声というのを磨き上げるのは、結果として、独自の魅力として追究することなのです。
そこに、トレーナーは、体からの発声原理に基づくように基礎を与えるのです。
ですから、トレーナーについても、同じプロセスで同じ結果を出すなら、それは私の思うヴォイトレではありません。準備段階としては否定しませんが。