グローバル化されたITネットワーク社会では、世の中全体が、ゲームとなります。
多くの人は、その盤上で踊らされるのです。少数のゲームの作り手には、ずっと勝てないどころか、その存在さえ気づかずにゲームを売られて、搾取され続けるということです。
偶然のチャンスが多くなっているはずなのに、現実化しないのです。
それは必然のプログラムから出られないからです。
旅や道で知り合う人、本屋や図書館で見つける本の方が、学校の推薦図書よりもよい材料、あるいは、運命的な出会いとなることが少なくなかったはずです。
そのとき、そのタイミングで偶然に出会うことこそが必然ともいえたのです。
そうした出会いでの一目惚れとマッチングアプリでの何百人とのお見合いとの違いのようなものかもしれません。