声と息と気とは、私のなかでは、ほとんど同じ概念です。
それらは自分勝手に出したりコントロールしようとしたりしない方が、結果としてうまくいくのです。
力を入れて心身を固く緊張させるのは簡単ですが、その逆は難しいです。
そこで、たとえば、力は入れ続けられないので、力を入れて戻すプロセスで、一時、よい状態ができやすいことを利用するのです。
それが、スポーツなどでの従来の大半のトレーニング法です。
量をハードにして、限度で崩壊させて、宝を拾うのです。
これは、一歩間違うとハイリスクゆえに、指導者につく方がよいのです。