「柔よく剛を制す」とは、スポーツの世界では、すでに重量別などが取り入れられたことで遠ざけられました。しかし、相撲やラグビーなどでは、ときおり、同じフィールド上で、そういうことがみられることがあり、痛快です。
特に日本人は、自らを投影してなのでしょうか、判官贔屓で感情移入しやすいからです。
ただ、そのためにリスクが大きくなり、ケガや生命に関わるとするならスポーツの域を超えてしまいます。精神主義に陥りやすいのも欠点といえましょう。
パワーがなければ技術にシフトするものです。パワーゲームか、テクニカルゲームかというジャンルの要素も大きいのです。