2022-12-01 玉三郎の声歴史☆ 15.役者/芸人/声優/ミュージカル俳優/アナウンサー 自著作からの引用 坂東玉三郎は、14歳で玉三郎を襲名しました。そこから10年間、変声期で、お客の前で声を出せるようになったのは、22、3歳からで、本当に声が出てきたのは30歳くらいから、と述懐しています。 ついでにですが、「方式にかなった声は決して芸術的とはいえない」と述べています。「発声を学ぶのは、一般的な効率のよさを学ぶことで、芸術的なものとは次元が違う」と言い切っています。そして、自分流のものと基本とを、いつも照らし合わせていくことの大切さを問うています。